主な症状は…
突然の高熱や強い頭痛、全身倦怠感、筋肉や関節の痛み、食欲不振です。咽頭痛、せき、くしゃみ、鼻水、嘔吐、下痢、腹痛などもあります。2~3日で熱は下がっても、全身症状は1週間くらい続き、元に戻るのに10日から2週間かかります。重い合併症もあるので注意が必要です。(肺炎、中耳炎、心筋症、脳炎など)
もしかかってしまったら…
できるだけ早く医師の診断を受けましょう。
睡眠をとり、安静しましょう。
消化のよいものをとりましょう。
高熱により脱水症状になりやすいので、水分の補給をしましょう。
嘔吐を伴い飲みにくいときは、15分から20分おきに少しずつ飲ませてみましょう。
体を冷やさないように、室温は20~22度にしましょう。
室内はだいじょうぶ?
インフルエンザウイルスが好きなものは「乾燥」です。適度な湿度(60%くらい)を保ち、定期的に部屋の換気をしましょう
咳エチケット(マスク着用)
・周囲へのウイルスの飛散を防ぐため、患者はマスク着用しましょう。
・マスクを着けていない状態でくしゃみや咳をするときには、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。使用したティッシュはすぐに捨て、手を洗いましょう。
インフルエンザを予防するために…
予防接種を受けてから効果が表れるまでは約2週間かかり、効果は約5か月間持続します。毎年の接種をおすすめします。
早めに予防接種を受けましょう。