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投稿日:2024年6月19日

7月のテーマ 『夏風邪』

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咽頭結膜熱(プール熱)

特徴は…プールでの感染が多く見られることから、プール熱とも言われていますが、原因であるアデノウイルス自体には季節性がなく、最近では夏季に限らず流行の見られることがあります。

治療・予防…対処療法が中心です。眼症状が強い場合、眼科的な治療が必要です。

予防の基本は、石鹸による手洗いやうがいです。

プールでは、泳ぐ前後のシャワー、洗眼を忘れずにしましょう。

タオルや洗面器は共用しないようにしましょう。

 

ヘルパンギーナ

特徴は…発熱とのどの水疱が特徴の小児ウイルス性咽頭炎で、夏風邪の代表的疾患です。

治療・予防…対処療法のみで、症状によっては解熱剤を使用します。のどの痛みから食欲もなくなるので、脱水症状にならないように水分を摂らせます。

予防は、感染者に近づかないことと、手洗いやうがいが基本です。

まれに、髄膜炎や脳炎を合併することがあるので、頭痛、嘔吐、高熱が続く場合は、受診しましょう。

 

手足口病

特徴は…病名の通り、手、足、口に水泡ができる感染症で、大部分のみの軽い症状です。4歳くらいまでの幼児に多い感染症ですが、感染力が強く、学童でも流行することがあります。

治療・予防…特別に治療を必要としないことがほとんどですが、口の中が痛くて、食べられなくなるので、脱水症状にならないように水分を摂らせます。

予防は、感染者に近づかないことと、手洗いやうがいが基本です。

まれに、髄膜炎や脳炎を合併することがあるので、頭痛、嘔吐、高熱が続く場合は、受診しましょう。

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