起立性調節障害とは…4月は多くの方が、入園、入学の時期です。環境の変化が大きく、体調を崩しがちになるでしょう。
子どもから大人へと身体が切り替わっていく時期の小学生高学年から高校生の子どもたちによくみられるといわれています。
一般的には立ちくらみ、朝起床困難、気分不良、失神、頭痛などの症状が午前中に強く午後には軽減する傾向があります。
また、夜になると目がさえて寝られず、起床時刻が遅くなり、悪化すると昼夜逆転生活になることもあります。
立ちくらみが起こる原因としては、自律神経は起立したときに、血管をひきしめて血液が下半身に集まらないように調節しています。
自律神経が乱れると血液は下半身に集まり、脳貧血の状態になり、立ちくらみや動悸が起こりやすいからです。
*検査(起立テスト等)により、治療方法を考えます。